段取り力「うまくいく人はここがちがう」
著者:齋藤 孝
出版 : 筑摩書房
サイズ : 15cm / 239p
ISBN : 4-480-42278-1
発行年月 : 2006.11
ものごとがうまくいかない時、「自分には能力がない」「適性がない」のではなく、「段取りが悪かったのではないか」と思うことで、道が開かれる。
一言で「段取りがいい、悪い」と言っても、いろいろなタイプがあるので、自分の得意なスタイルをみつけて、他にも応用していけば、うまくいくようになるはずだ。
この本では、様々な優れた段取りの例を取り上げて解説し、それを技化(ワザカ)するコツを伝授する。
プロローグ
第1章 生産性の高いプロの「段取り力」
トヨタに見るコストパフォーマンスが高い「段取り力」
建築家、安藤忠雄に見るクリエイティブな「段取り力」
ホテル再建に見る水も漏らさぬ綿密な「段取り力」
雑誌『ポパイ』に見る余白の「段取り力」
第2章 トラブルに強いタフな「段取り力」(列車ダイヤに見る“カゲスジ”の「段取り力」;「刑務所」のリタ・ヘイワースに見る長大な「段取り力」 ほか)
第3章 実践編 ケース別「段取り力」(収納・整理の「段取り力」;書く「段取り力」 ほか)
第4章 「段取り力」とは何か(「段取り力」の効用;「段取り力」とはどういう力か ほか)
第5章 「段取り力」の鍛え方(すでにある完成体から段取りを推測する;「段取り」という包丁で切る視点を持つ ほか)