コミュニティを問いなおす つながり・都市・日本社会の未来
ちくま新書
著者:広井 良典
出版社:筑摩書房
ISBN : 978-4-480-06501-8
発行年月 : 2009.8
プロローグ コミュニティへの問い
第1部 視座
第1章 都市・城壁・市民―都市とコミュニティ
第2章 コミュニティの中心―空間とコミュニティ
第3章 ローカルからの出発―グローバル化とコミュニティ
第2部 社会システム
第4章 都市計画と福祉国家―土地/公共性とコミュニティ
第5章 ストックをめぐる社会保障―資本主義/社会主義とコミュニティ
第3部 原理
第6章 ケアとしての科学―科学とコミュニティ
第7章 独我論を超えて
終章 地球倫理の可能性―コミュニティと現代
戦後の日本社会で人々は、会社や家族という「共同体」を築き、
生活の基盤としてきた。
だが、そうした「関係性」のあり方を可能にした経済成長の時代が
終わるとともに、個人の社会的孤立は深刻化している。
「個人」がしっかりと独立しつつ、いかにして新たなコミュニティを
創造するか―この問いの探究こそが、わが国の未来そして
地球社会の今後を展望するうえでの中心的課題となろう。
都市、グローバル化、社会保障、地域再生、ケア、科学、公共政策などの
多様な観点から、新たな「つながり」の形を掘り下げる大胆な試みである。
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